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2010年04月22日

今日まで、そして明日からも・57話

4月25日に「県民大会」が読谷村運動広場にて開催されることを
知り、ソローの著書『一市民の反抗』を思いだし再度読み直した。
・・・ふとサイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」のメロディー 
も想い浮んだ。

     一市民の反抗
 ――‐良心の声に従う自由と権利

――‐国家は罪を犯しながらも国家自身に鞭を加えるための人員
を確保するという程度には悔い改めているようですが、一時的なり
とも罪を犯すことをやめるいにはいたっていないのです。このように
して、秩序と市民政府の名のもとに、私たちは結局自らひざまずき
耐えるようになっています。初めて罪を犯したときには顔を赤らめま
すが、やがて罪の意識もなくなります。反道徳から、次にはいわば
非道徳になり、そしてその道徳意識がなくなった状態が、私たちの
暮らしに馴染んでしまうのです。
 どこにでもあり、だれの目から見ても明らかな過ちが存続している
のは、私心のまったくない徳のある人の支持があるからです。
愛国心という徳に対するちょっとした非難を受けやすいのも、こう
した高潔な人たちなのです。その結果、政府の性格とその政策に
反対でありながら、その政府に忠誠と支持を与える人々は、うたが
いもなく政府の最も忠誠な支持者であり、しばしば改革に対する
重大な障害となるのです。
――‐人はある意見を心にいだくことだけで満足し、その意見を楽し
むことなどできるのでしょうか。不当に苦しめられているというのが
彼の意見であった場合、そうした意見を持つことにどんな喜びがあ
るというのでしょうか。 もしあなたが隣人によって 一ドル騙しとられ
たら、自分が騙しとられたと知るだけで、また騙されたと言うだけで
満足したり、当然返すべきものを返すよう隣人に請求するだけで
満足してはいられないでしょう。 ただちに実行力のある方法で全額
とりかえし、再び騙されないようにします。―― 原則にもとづく行為
すなわち正しいことの認識とその実行が、ものごとや関係を変化さ
せます。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー より引用  


Posted by 造園連キャラクター 庭丸君 at 08:00Comments(0)一市民の反抗

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